What is primal alexander™️?

Primal Alexander™️とは、アメリカ人のアレクサンダー・テクニーク教師であるMio Morales氏によって開発されたメソッドです。Mio は、元々はドラム奏者であり、その後はダンスの振り付けを見ながら曲を付けていくような、作曲家としても活躍していました。長年マージョリー・バーストーに師事し、毎年夏の合宿以外は、自分で実験を続けながらアレクサンダー・テクニークを実践していたため、「実験精神」を何よりも大切にしています。

 

従来のアレクサンダー・テクニークは、ハンズオンと呼ばれる、教師の手によるタッチが用いられることが多いのに対し、Primal Alexander™️では、生徒自身が「Constructive Thinking(建設的思考)」と呼ばれるシンキングのやり方を習得し、自分自身で不必要な習慣を取り除いた自然な動きを選択していけるようになります。

 

私がMioに出会ったのは、自分がアレクサンダー・テクニークの教師になった1年後のことでした。Mioは、100名ほどの参加者がいる大規模なワークショップの講師としてアメリカから招聘されてきていました。ドラム奏者、作曲家として、主に音楽の分野で活躍してきた先生なので、音楽家に対するアプローチが多いのだろうと想像していました。

 

しかし、Mioの指導は、誰がどのような課題を持ってこようとも、一貫していました。楽器を演奏する人にも、歌を歌う人にも、ヨガのポーズをする人にも、

 

「今、この瞬間、あなたは自分自身をどのように使っているか?」

 

ということを、それこそ1秒単位で問いかけ続けるようなアプローチだったのです。筋肉や骨の名前に言及することなく、一貫して、

 

「今の自分の状態に気づいているかどうか?」

 

ということを問い続けていました。

 

たいてい、何らかの行為をする時に、どれほどアレクサンダー・テクニーク的な気付きを持って始めても、行為が進むうちに、すぐに自分への気付きは消えてしまいます。

 

自分への気付きが消えた途端、Mioは鋭く指摘し、また、いちからアクティビティをスタートさせる…というような繰り返しでした。つまり、Mioのアプローチは、アレクサンダー・テクニークの中の、

 

🔸自分の状態を観察する(=自分に注意を向ける)

 

🔸何かを行う前に「止まる」

 

という2点に、特に重きを置いたものでした。その当時は、まだ私は自分がHSPだという自覚も、Mioのアプローチを、このように活かしていくという発想など、全くなかったのです。しかし、どのようなアクティビティに対しても一貫して「自分の状態に気づいている」ということを説き続ける彼のティーチングスタイルは、自分が理解してきたアレクサンダー・テクニークの効果にとても近く、どうしても彼のアプローチを学びたいと思いました。

 

ミオとの出会いについての詳述はこちら👉<ミオ・モラレス氏との出会い>