伊達 アキ
兵庫県芦屋市出身。関西大学文学部独文学科卒業。日本女子大学現代社会研究科修士課程修了。関西大学在学中、ベルギー・カトリックルーバン大学に交換留学。外資系企業勤務後、2002年にアレクサンダー・テクニーク教師養成コースATA(アレクサンダー・アソシエイツ=現:BODY CHANCE)に入学。その後、2人の子供の妊娠・出産を経験し、子育てをしながらトレーニングに復帰。2012年BODY CHANCE卒業。2015年より、AT教師であるMio Morales氏のオンラインコースに通訳、コーディネーター兼トレーニーとして参加、その後Mio独自のAT教授法(Primal Alexander™️)に基づき、レッスンを行っている。
小学生の頃は、いわゆるしっかり者の女子でした。先生からも頼りにされ、お友達からも相談をよく持ちかけられ、はつらつとした子供でした。あまり、繊細気質が学校生活で問題になるようなこともありませんでしたが、基本的に平和主義。自分じゃなくても、先生に怒られている子を見るのが苦痛だったり、女性差別や人種差別などが根本的に許せず、子供ながらに憤りを感じていたのを覚えています。
そのうち、小学校高学年、中学生になるにつれて
「出る杭は打たれる。」 「世間って実は怖い。」ということに気付き、
「目立ってはいけない。」 「嫌われたくない。」
という気持ちが強くなっていきました。
大学時代はドイツ語を専攻し、ヨーロッパ(ドイツ&ベルギー)へ留学。外国では、日本にいるよりも不思議とリラックスでき、世界中の人とすっと友達になれる質を発見しました。帰国後は、外資系企業で勤務するも、オフィス内に渦巻くさまざまな刺激をまともに吸収してしまい、何とかしたいと思っていた頃に、アレクサンダー・テクニークに出会いました。たまたま、トレーニングの時期と2人の子供の出産、育児の時期が重なり、足掛け10年トレーニングスクールに在籍し、教師資格を取得しました。
その後、2013年に後の師匠となるMio Morales氏に出会い、日本人としては初めての弟子として、オンラインでレッスンを受け始めました。「毎日自分でコツコツと実験を繰り返す」という宿題のようなものがあるこのワークの性質上、いわゆる「宿題文化」がある日本人の特性に合ったようで、Mioの方でも長年検証したくても出来なかったこのワークの効果を検証することに貢献してきました。その後、現在に至るまで、Mioから毎週レッスンを受け続けています。
2017年頃、HSPという概念に出会い、これまでの生きづらさが全てHSPの観点から説明がつき、同時に、たまたまアレクサンダー・テクニークの教師になるためのトレーニングの内容が、自分軸を保ちにくいHSPにとって効果的であったことに気付きました。また、アレクサンダー・テクニークの中でもMio Morales氏が開発したPrimal Alexander ™️を実践することで、通常のレッスンでは行う教師の手によるタッチに依ることなく、自分への注意の向け方を生徒さん自身が変えていくことで、大きな変容が起きることにも気付き始めました。
2019年末、「HSPメッセンジャー講座」を受講し、HSPについて深く学習。HSPの脳や神経の特性を少しずつ変容させ、自分のペースを保ちやすくなるメソッドを開発しました。その後100名を超えるHSPの方々に実際にワークを実践してもらい、
✔︎頭の中の思考グルグルが減った
✔︎切り替えが早くなった
✔︎パニックになりそうな時に、すぐ立て直せるようになった
✔︎人と対面する時、緊張が少なくなった
✔︎疲れにくくなった
✔︎理由なく不安になることが減った
などのお声を頂くようになり、自分の実践してきたワークが、HSPの生きづらさを軽減する可能性を確信しました。
この特性を持つ方々が、自分の能力を活かしながらも、疲れにくく、素早い回復力を手に入れる手伝いをしたいと心から願っています。
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